グローバルヘルス開発事業
多関節手術ロボットの開発と実用化
内視鏡手術支援ロボット ダヴィンチは、手術ロボットの gold standardとして、確固たる地位を築いてきました。しかし、腹腔鏡手術の先端に自由度の鉗子を装着した構造では、体の中を自由に制御しつつ、容易に手術するのは困難としう問題を抱えてきました。私どもは、グローバルヘルスケア財団、名古屋大学、名古屋市立大学が研究開発した自由度の高い多関節手術システムを実用化するために研究開発を進めています。
AI 遠隔医療システムの実用化
上記のロボット手術は、マスタースレイブ型であり、遠隔手術に対応できるように設計されています。近年遠隔医療は、保険適応が進み、欧米よりはかなり遅れているものの、日本でも徐々に技術発展が認められています。特に AIと deep learningの飛躍的な発達により、 AI技術を遠隔医療に応用する試みが欧米でも認められています。私どもは、医療機関と協力し、整形外科領域における変形性関節症患者の治療方針決定に AIを導入する試みを進めています。
自己医療技術の実用化
上記の AI遠隔医療は、欧米では自己診断、自己治療などの自己医療の一つに導入されつつあります。私どもは、ウェアラブルデバイスによる自己医療技術の一つとして、ウェアラブル血管注射デバイスの開発を研究機関と共同で行っています。
